クレーニヒR3読んだ

ムネメの栞（R2）って凄いんすよ。
R2手に入ったのにかけらが全然減ってないんすよ。
勢いでその晩の内にL3を集めR3作成に踏み切ってしまった。L5の力ってすげー！

■読んで諸々
・（全体絵）ｱｰｰｰあかんことなっとる！なっちょる！！良い顔！可愛い！！！！
　R3のニヒさんの顔…超好きなんすよ…言葉を失ってへたりこんだ絶望顔…kawaii…
・もうストーリーの出だし一文目からしてあかん（笑顔）
　R2から突然の急降下すぎて、ふ、ふふって嗤いが零れてしまう…
・『オレはオマエの望みを叶える。そして世界はオマエの望むとおりになる。
　　オマエの望む世界こそが、オレの望む世界でもあるのだからな……』
・”父親の遺体を前に、（中略）一滴の涙も出てこない”　
　「悲しまなければならない」「悲しいはずだ」という倫理観と実際の感情のすれ違いとか、こう、こうね…（ろくろポーズ）
・”研究と開発の日々に勝利は無い、ただ前進があるのみだ。
　自分達の創り出したものがどんな結果になろうとも、そこに前進があればいいのだ。”　
　うん、テクノクラートというかエンジニアというか、らしい思考だね。
　”そしてそこに疑問も迷いもなかった。”も含め、ね。ね、赤墓様。
　自身の使命に疑問を持たずただ世界の改善を望み推し進め続ける監視者様。敬愛しておりますよ。ええ本当。
・深淵くん何考えてるんだか分からんけど「忠実なる僕」とか「”ご主人様”」とか可愛いなお前


■願望と絶望
「忠実なる僕」「”ご主人様”」発言から思いついた考察は、R1・R2感想で書いた通りR4送りになりました。
この発言からの考察だったからR3で書くつもりだったのにな！R4情報含んでしまったからな！

深淵くんは無意識の願望を汲み取って叶えてしまうらしい。R1の扉の件もそうだったね。
無意識だから性質が悪くて実に素敵だね。
「気に入らない奴は殺してしまえ」なんて身勝手だと、そう思うのは実に当然で普通で。
それらが「当然」「普通」なのは、教育といった人為によるもので。
感情に根ざすレベルのそれら洗脳を、かいくぐって心の奥底の衝動的な無意識の願いを拾ってくるのかい深淵くん。
願いを叶えるには代償が必要なのに、天秤に掛けさせもせずに、叶えることが大前提で、
しかもその叶え方はすべて殺戮なのかい深淵くん。
一般的な人間社会の倫理を全力でガン無視してて実に素敵だな！
「願いとそれを叶えるもの」とか「願いの代償」とか、そういうの好きなので実に愉しいですニヒさんR。
「主の願いを叶える従者の優位性」がとても好きです。


■今は
“『そうだな。無差別な人殺しは望んでいないようだ。……今はな』”
…復活ニヒさんの伏線なんでしょうかこれ。「無差別な殺人をオマエは望むようになる」と。

『望んでいないようだ』か。推量なのね。
深淵くんは割と自動的な存在なんだろうか。
「クレーニヒの望みを叶える」というより、「クレーニヒが望まない限り行動出来ない」といったような。
「オレがこのような行動が出来たのは、オマエが望んだからだ」という。
行動というか、「いて欲しいと言ったのは」を考えると、存在することも出来ないのかな。
…もしそうなら、深淵くんは、存在そのものが非常にニヒさんに依存してるね？
……「深淵くん」こと、「幻獣」とは何だろうね？
用語集の「平行世界」にあるような、”異形の怪物”であるのは確かだけれど、
意思疎通可能だし、ニヒさんへの執着や隷属が強すぎて、他の怪物達とはかなり違ったものに思われる。