ルートR1・R2読んだ
2015年5月9日 / UL_R感想
実際に読んだのは…R2実装された時にくじから落としたから…
3/4、か……
マルグリR作るために既読R感想を怒涛の勢いで更新 したい です
(※R1感想の時点でR2情報を含むため、R2読後を推奨)(あとメレンR1の内容を含みます)
[R1]
・”動物使いのルートと熊型自動人形のオウラン、この一人と一匹” この書き方ずるいよなぁ…(笑顔)
ルートさんがオートマタである可能性を何気なく排除させる書き方だよね。
「オウランは動物型のオートマタである」「ルートは動物使いである」って書かれたら、
「あぁつまりルートはオウランを制御する”人間”なんだな」って思うもの…ね…!
何気なく排除させる上で、決して否定していないのが実にずるい。
・ところで「フォーチュンサーカス」になってるね。ブラウの説明文だと「フォーチュナ・サーカス」なのだが。
…報告案件でしょうか。
・オウラン、この横柄なもふもふ。かわいい。この横柄なもふもふが、
”「ルート、おい!何を言って……わあ!やめろ!毛皮が!!」”って言うのが地味にときめく。良い。
・”しかし、ルートはそれを気にすることはない” うん…そうだね…
というかこの時点だと、明かされてないのね…
”ルートはルーチンに従って” ”対応する表情を作る”
”ルートの内部評価には無い、新しい経験”
”「小僧に修理された自動人形はみんな調子がよくなってます」
(中略)「ルート。お前も今度小僧に見てもらえ」「メンテナンスってヤツだな。」”
”「君も調子が悪いのかい?」「いえ、問題はありません」”
明言しないままに、こういった表現で全力で匂わせてくるという。ずるい(賛辞)
[R2]
・トリミングが絶妙すぎて笑う
あぁ虚ろな眼差し…良い…とても、良い……
・”「右足から異音がしました」” ”休息機能を起動”
”人間が運ぶには少々重過ぎる” ”人間でいうところの股関節にあたる部品”
休息機能とかもう隠す気ねぇな!隠す気は元々無いんだろうけどさ!
隠すわけではなく、必要が無いから言ってないだけだねそうだね。
・”「危ない!」”って叫んだの誰なんだろうなぁ。
後から所在を知ったノームは確実に除外されるけど、
「危ない」って声掛けの仕方は団長などの人間面子でもない気がする。アコライツの誰かなのかなぁ…
・そして漸くに、さらっとオートマタバレ。
・”「わかった。おやすみ、ルート」” この短い台詞が地味にとても好きです
好きなんですが、「寝る前の自分と~」ってのを思い出してちょっと心がざわつきます
・恥ずかしがるルートさんかわいすぎか かわいすぎか
”「あ、ありがとう……」”ってなんですかこの この
急に恥ずかしくなって急いで服着て安堵して戸惑うまでのこの一連の流れが素晴らしすぎる
■ノーム
ルートR2にて、ルートの修理について、いやに会計係が粘るなぁと思った。
ルートを修理させたくない理由でもあるのだろうか。
メレンR1で、会計係だけでなく整備係のマークも、
ノームをサーカスに留め置くことについてちょっと抵抗しているという。
むしろ、ノームに対して肯定的な人間は、団長だけか?
記憶が無くて、オートマタ修理に秀でた、得体の知れない少年…。
“動物、動物使い、マジシャン、道化、演者は全てがオートマタだ。”
“団長や整備係など、五、六人だけが人間だった。”
とメレンR1にあるように、このサーカスはオートマタありきで成立している。
その点において、団長の「得体が知れなかろうが使えるんだから連れてけばいいだろ」は実に納得出来るのだが。
会計係や整備係の「得体の知れない小僧なんかやめとけ面倒起こされちゃ厄介だ」も、まぁ分かるんだよなぁ。
団長が警戒しなさすぎなのか、その他人間面子が考えすぎなのか。
…人間とオートマタのパワーバランスが、とか考え出すと別のRを思い出して「うっ、頭が…」ってなりますね。
ノームの整備によってオートマタが心を持つのは整備係達も予想外だろうし、
パワーバランス云々を考えていた可能性があるのは、ノーム本人くらいだろうが。
個人的にはマークもなかなか頭を抱える人物なのだけれどね。
どのRについてかを言うこと自体がネタバレになるもんで上手く言えなくて、その意味でも頭を抱える。
■何度でも申し上げますが
細波が立つような、在りもしない心のざわつきに、戸惑いと喜びの滲む彼らの、
「心」の描写が凄く好きです。
ルートさんの笑みは、「穏やかな」「静かな」「挑発するような」「誘うような」「余裕のある」と、
様々な形容が可能かと思うのですが、
まさかあんな余裕の無い姿を公式がぶっ込んでくるとは思わなかったよ…ありがとうございますおいしいです……
あんな綺麗なルートさんが、あんな屈辱的にうち棄てられる姿とか。
ヴィレアの前で恥ずかしがる姿とか。
というか本当もう…廃棄シーンは…来ますね……
彼はそれを、苦しいとも悔しいとも屈辱とも思えないんだ。知らないんだ。
知らないから、認識出来ないから、それら感情は存在しないことになっているんだ。
ぞくぞくするね。
その無い筈の心をざわつかせたくなる。
「何も感じない」というのは、「繋がっていない」ということだと、僕は思う。
知らないところの知らない人が死んだって、なんとも思えないように。
自身を虐げられて何も感じないのは、自分がそこに無いからだ、と。
本人も含め、大切なものをたくさん抱えて、幸せになって欲しいね。
喪失に怯え、存在に安堵し、くすぐったい笑みを浮かべる彼らがどこかの世界にありますように、などと。
まぁこれあんらいとなんですけどね(ぜつぼう)
[…] と思ったらルートR1・R2感想で書いてた。 […]