星幽界の日常を考えていた
2014年9月6日 / 未分類
(※2014/09/06にふせったーで書いたものに編集を加えたもの)
星幽界に来た戦士達はどれほどのことを覚えているんだろうね。
地上で誰と対立してたとか争っていたとかも忘れて、
元々敵だった相手と仲良くしていたら僕の好みドンピシャすぎて死ぬ。
なんだかんだで戦士って実力者が多いじゃない。たまに一般人いるけど。一般ってか逸般人っぽかったりするけど。
少しターン経過すれば誰よりも素早く、
使い慣れていないらしいハンドガンできっちり三点射撃する探偵のどこが一般人なものか。
導き手に導かれるままに新たな戦士と出会って、
「なかなか頼りになるな、安心して背中を預けられる」なんて、かつての敵に対して思っていればいいんだ。
赤墓様がマルセウスに、
「ふむ、貴様の武器はハルバードか。ハルバードは強力であると同時に、扱いの難しい武器と聞く。
相当な実力者なのだな、頼りにしておるぞ。」
とか言ってたら萌え転がる。
何も覚えてないのにどこか懐かしく今も昔も仲間であるより、
何も覚えてないからかつての敵と仲間になってしまう方が、僕としては萌え転がる。
いえ勿論前者も好きですが。
マルセウスも赤墓様も、優秀な人を優秀と認めることが出来る人だと思う。
だからこそ、何も覚えていなくて互いに頼りにしていたらいい。
そして各種かけらを得て記憶を取り戻した途端に、互いに飛び退って武器を構えて睨みつけるんだ。
「星幽界で頼りにしていたからその実力は知っている、そもそも地上でも極めて優秀で厄介だった、
だからこそ、絶対に、今この場で、殺す!!」って、ありったけの殺意を込めて睨み付け合ってほしい。
呪縛コンビも仲良くしてたらいいよ。
「バードケージ!後は任せたぞ、ルディア!」「よっし、任せなサルガド!」 とか話してたらいい。萌え転がる。
覚えてないから賞金首とか知らないんだ。
かつての敵と仲良くして、そして思い出した途端に全力で殺しあってくれ。
頼りにしていた力が自身に向けられる、その瞬間の心情を想像するだに、愉しい。
敵意と殺意と、どこか裏切られたような感情があるんだきっと。
勝手に信じたくせに、「信じてたのに」って思うんだ。
「自分が勝手に信じただけだ」って思えば、それはそれで殺意に八つ当たりめいたものが混じるんだ。
そんなぐちゃぐちゃした心情で殺しあってほしい。
仲良く旅をしていた頃にはもう戻れないのに、ここで殺さなければ気持ちが清算出来ないとか思うんだ。
殺したって清算なんて出来ないのにね!
逃れようの無い戦いや絶望や破滅があって、
ただその時を迎えるまでの、つかの間の仮初のほのぼのというのがとても好きです。
どうしたって幸せに終われない人の、一瞬の幸福がとても愛しいです。
UL、幸せに終われなさそうな人多すぎる。
せめて星幽界の日常は幸せであれ。いずれ訪れる絶望の日まで。
ちょろっと書きましたが、「知らないのにどこか懐かしい」も勿論好きですよ。
星幽界の記憶喪失設定はどう足掻いても美味しくて困るな!!
サルガドさんのいたパーティに新たに赤墓様が加入して、
「レッドグレイヴだ。宜しく頼む。」 「…サルガドだ。頼りにさせてもらうぞ。」
とか、最初はそんな感じで会話してるんだ。
サルガドさんの方が先にいたのに、赤墓様に対していつもの口調で接するのにどうも違和感があって、
他キャラに比べてどことなく歯切れが悪い喋り方が多くなるんだ。
そしてその内、
「その…」 「なんだ、サルガド」 「…その、レッドグレイヴ様…と、呼んで、構わないだろうか」
って切り出すんだ。敬語といつもの口調が混ざった言い方で訊ねるんだ。あぁ可愛い!可愛い!!
知らない筈なのに傅く自然さを覚えているんだ可愛い。
ジェッド君は、ギリギリのところでアーチさんに助けられて、一瞬呆然とした後に、
「…ッ、誰かの助けなんて僕にはいらない!いらないんだ!!お前は昔っから僕を…!」
子供扱いして、と言いそうになった直前に「昔っていつだ、何のことだ」って思って言葉が止まるんだ。
アーチさんは「…子供扱いしてるつもりはねぇよ。仲間が死んだら寝覚めが悪いだろ。それだけだ。」とか言って、
微かに笑いながらジェッド君の頭をぽんぽんするんだ。
「だーかーら!そういうところが!!」って反発すればいいよ。可愛い。
デュエル開始時や戦闘中の台詞を考えると、本当どこまで覚えててどこから思い出してるんだか分からないので、
個人的に萌える方向へとても都合よく解釈しています。
正直、イベントストーリーを見るに割と覚えてる感ある。
少なくともシャーロットはカレンさんのこと覚えてたしなぁ。
まぁ萌え語りなんて僕にとって、ある程度都合よく行うものよ。
あぁ星幽界の日常愉しい。
既に死者であり復活を目指し、「また」破滅へ向かう彼らの、つかの間の平和愉しい。
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